霧下そばとそば団子
信州に行ったらやっぱり蕎麦を食べるでしょ♪
ワカサギ釣りをした野尻湖のある長野県信濃町もやはり蕎麦の町。
しかも信濃町が位置する場所は、そばが育つ地としてとっても恵めれているんだそう。
そばは寒暖の差があり、霧が発生する冷涼な気候のものがおいしいといわれていて
信濃町のある黒姫山麗一帯に育つそばは特に『霧下そば』と呼ばれ、
とても香り高いねばりのあるそばができるそうです。
そして信濃町は、江戸時代の俳人、小林一茶の生まれ故郷であり
彼の句の中にも
”そば処 たんをきりつつ 月見かな”
”そば所と人は云ふなり 赤蜻蛉”
と、そばの句が残っているんだって。
そんなに有名ならば食べなきゃね!
私たちが行ったのは、『霧下そば 仁の蔵』。
着いたのが2時ちょっと前だったのですが、お店の中には人がいないっ!?
ありゃ?お休みか??
扉を開けて入ってみると、人のよさそうなおばさまが二人。
『いらっしゃいませ~』の声。
ほっ。よかった。やってたよ(^^;
席についてざるそばを注文。
待ってる間、もう1組親子連れが入ってきたのですが
『すみませ~ん、今日はもう蕎麦が終わっちゃいまして・・・』
わおっ!!私たち、最後の蕎麦をゲットしてたのでした。ラッキー♪
運ばれてきた蕎麦。
結構ボリュームがあって、しかもおいしそう
私たちで最後とあってちょっと大盛りにしてくれたんだって。ありがとうございます!
しかも、ざるそばだけじゃなく、小鉢もついてきた。
ん?なんだろ??
と食べてみると外はカリカリ、中はもっちりの蕎麦団子。
お醤油で味付けしてあって、これがめちゃくちゃうまいっ
お店の中のメニューで見てみたら、蕎麦団子の単品300円。
ざる蕎麦は800円だから、え~っと・・・
思わずこそっと計算しちゃったんだけど、お得だよね!?
で、お蕎麦もさっそくいただきまして・・・
これもまた蕎麦の香りがとても良く、のどごしも抜群。
あっという間にたいらげてしまいました。
すごくおいしかったです
みなさんも、信州に行く際にはぜひに本場の『霧下そば』を召し上がれ!
今なら特製のそばちょこがもらえるスタンプラリーもやってるよ♪
(スタンプ9個であがりなので・・・けっこうツライ?そんなに食べたら、大変さ~)
ここでちょいと、そばうんちく☆
健康食品でござる:そばは血管を強くするルチンをはじめ、ビタミンB1、B2、良質たんぱく質をたくさん含み、効能は脳卒中・ボケの予防、むくみ・便秘の改善など。脂肪の増加を抑える優れたダイエット食品でもあります。
そばの収穫:種を蒔いてから三ヶ月で収穫。春そば、夏そば、秋そばがあり、秋そばは一段と香りの良い美味なそばになります。
そばは江戸の香り:野尻湖の近くの古い地層で花粉が発見されました。今のそば切りは江戸時代から。そば屋ができたのもこの頃だそうです。
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